HIBI KOTTO-ICHI #7 / The Life with OLDTHINGS

February 24,2017 /

kotto7_main ぼく、清水将司は古いモノだったり、手仕事感溢れるモノに昔から惹かれるんですが、その理由は実は分かっている様でよく分かっていません。栃木に住まいを移し、こっちでの友人の影響もあって骨董市へちょくちょく行く様になって早4年。普通のお店ではなかなか出会えないであろう、手仕事感だったり経年変化を経た面白いモノにたくさん出会え一喜一憂してます。LIKE THIS SHOPでは古布のポケットTシャツをリリースしているけど、その生地探しはぼくが担当していたり。近々LIKE THIS SHOPでも一点物の古いものの扱いも始めます。古くて味のあるものを探し中です。 恵比寿 大黒の土人形 kotto7_01 恵比寿と大黒の土人形です。昔の日本の家にはこうした小さな土人形が縁起物として飾られていました。当時は囲炉裏があったりしたのでそのススで黒く味が出ているものが多いです。これは素焼きのいわゆる土人形と言われるものですが、木彫りのものがあったり、石のものがあったりとサイズも大きいものもあれば5cmほどの小さいものまで様々なものがあります。こういったものを選ぶ基準は色々とあると思うんですが、なんといっても表情で選ぶのがいいんじゃないでしょうか。僕はまず表情が好みかどうかが重要で、さらにサイズ感もポイントです。あまり大きいと飾るのに困るので、手のひら以下のものが好きです。この写真のお二人、いい顔してます。旧家で大事に奉られていたであろう、こういった日本のオブジェ、時を経た現代の家で新たな置き場所を探してあげるのも楽しいと思います。 アラスカのエスキモーの人形 kotto7_02 こちらの写真はアラスカで売られていたお土産のエスキモーをモチーフにした人形です。KIANA社製のもので、ハンドメイドで1点1点作られています。木彫りの人形部分にくわえ、ファーの部分は実際のうさぎの毛が使われています。優しい表情とサイズ感もほどよく小さく、お土産としてレベルが高いなぁと思います。このシリーズはいろいろなパターンがあるようで、外貨を獲得するための土産物としてせっせとハンドメイドでアラスカの地で作られていたかと思うとこうして今手元にあるのが奇跡的だなと思い、骨董市へ行く楽しさを再確認したアイテムです。 角砂糖の缶 kotto7_03 古い角砂糖が入っていた缶です。時代は定かではありませんが大日本製糖という会社のもので、明治時代には設立されていたようなのでなかなか古そうです。とにかく、わざわざ角砂糖を入れるためにこのクオリティーの箱に入っていたというのが驚きです。グラフィックも今でも全然通用するほど力強くかっこいいです。骨董市では度々こういったかつて何かが入っていた入れ物に出会います。缶のタイプのものはグラフィックがしっかり残っているので見応えもあるし、とても面白いです。今だったら紙だったり、ビニールやプラで簡単に作られている容器も、当時のものはガラスや鉄など素材がまず高価だし、形やグラフィックもいちいち力が入っているものが多いです。こういった「入れもの、箱」の古道具もグっとくるものがたくさんあります。
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Masashi Shimizu

Masashi Shimizu

gaimgraphics所属のアートディレクター/グラフィックデザイナー/イラストレーター。1980年生まれ栃木県出身。CI、カタログ、パッケージ、エディトリアル、アパレルなどグラフィックを中心に幅広く活動。栃木と東京を行き来するスタイルで仕事、遊びを実践。LIKE THISでは古いモノのが宿す不均一で手仕事感のあるモノ達を紹介したり、新たなプロダクトとして再生していきたいと思っています。

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