HIBI KOTTO-ICHI #5 / The Life with OLDTHINGS

December 16,2016 /

kotto5_main ぼく、清水将司は古いモノだったり、手仕事感溢れるモノに昔から惹かれるんですが、その理由は実は分かっている様でよく分かっていません。栃木に住まいを移し、こっちでの友人の影響もあって骨董市へちょくちょく行く様になって早4年。普通のお店ではなかなか出会えないであろう、手仕事感だったり経年変化を経た面白いモノにたくさん出会え一喜一憂してます。LIKE THIS SHOPでは古布のポケットTシャツをリリースしているのですが、その生地探しはぼくが担当しています。このコラムではぼくのロードワークとなった骨董市巡りで出会った素敵?な味わいのあるモノ達を紹介してみようと思います。今回で第五回! kotto5_image1 この人形はロシアのものです。人形の背中にタグが付いていて全てロシア語で書かれています。なので読む事も出来ないんですが、ロシアのものというのは分かりました。50~60年代くらいのものかな。分からない事だらけですが、着ている服が民族衣装なのがいい感じです。洋服もしっかりしていてクオリティも高い。娘へのプレゼントとして買ったんですが、「うぇ…」という"ろくでなしブルース"的なリアクションされたので、そのまま僕の部屋に置いてあります。 kotto5_image2 古いものに興味を始めた頃、古本屋さんで出会った雑誌が「銀花」でした。1970年に1号が出版され2009年に惜しまれ休刊した「心豊かな暮らし」をコンセプトに日本の美意識、伝統工芸を追い続けた雑誌です。古本屋へ行く度に興味のあるバックナンバーを探すんですが、この雑誌がとても面白い。デザイン的にも今のDTP以前のストイックな組版で、文字の追い込み方、写真のレイアウトなど勉強になる事も多いです。今でこそこういった日本の伝統文化や工芸品の情報が手に入りやすい時代ですが、その先駆けといってもいい存在だと思います。骨董市でもたまにみかけるのでかかさずにチェック。この号は紐を特集しています。 kotto5_image3 この縞模様の藍染めの生地は古布収集にはまったきっかけの生地です。なんとも味わいがあって、布の地も厚く深い藍染めの掠れた感じがとても好みで購入しました。ただ、これ以降同じようなものを全く見かけないので、もしかすると日本のものではないのかもしれません。日本の古布に比べると少しザラっとした質感で、最近買った中国の「印花布」に近しい質感です。幅も少し狭いので比較的古いものではありそうで、今度もりたさんに持っていって聞いてみようと思っています。古布の中でもお気に入りの一枚でこうした出会いを求め日々骨董市へ通っちゃっています。
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Masashi Shimizu

Masashi Shimizu

gaimgraphics所属のアートディレクター/グラフィックデザイナー/イラストレーター。1980年生まれ栃木県出身。CI、カタログ、パッケージ、エディトリアル、アパレルなどグラフィックを中心に幅広く活動。栃木と東京を行き来するスタイルで仕事、遊びを実践。LIKE THISでは古いモノのが宿す不均一で手仕事感のあるモノ達を紹介したり、新たなプロダクトとして再生していきたいと思っています。

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