FANTASTIC #06 "old sewing machine"

December 05,2016 /

babel こんにちはLike This Shopのアクツです。 ウチの事務所には三菱の足踏みミシンがあります。 あるお宅で数十年勤め上げ、行き場に困っていたところを譲り受けたもの。 とりあえず見た目がいい。 そしてスタジオに置いてみたものの、使えるのかどうかもわからず、はずみ車にかかる革ベルトのボロボロさだけがわかりやすい。 ミシン台の抽斗には、説明書やボビン、当時(昭和35年)のカタログなどが入っていて、まさにタイムカプセルのようだ。 こんな時、相談するのは近所の手芸屋のおばちゃんと縫製工場のおばちゃん。 いつも的確な助言をくれます。 結果オーバーホールを頼み、ボロボロだった革のベルトも新品になり、足踏みミシン本来の動きを取り戻すことができました。 という一連の作業を担当していたのはデザイナーのコウちゃん。 そして今、初めてコウちゃんが足踏みミシンにチャレンジしている。 年代物のミシンには、年代物の説明書が付いている。 コウちゃんはその説明書を真剣に読みながら、ゆっくりと足の踏むリズムで針を上下に動かしている。 きっと説明書にはミシンに向かう際の正しい姿勢が書かれているのだろう、なんかコウちゃんが座り位置を直したり、急に背筋を伸ばしたりとへんな動きをしていた。 次の日、コウちゃんがリズムよく足踏みをしながらボビンに糸を巻いている。 だいぶ感がつかめたようで、早速ミシンで紙と紙を縫い付けていた。 いい音を奏でながら。 さてコウちゃんはなにを作っているのか。 じつはBABELのパッケージを縫っているのです。 BABELは文字を自由に選んでオーダーできるので、何文字の発注であっても対応できるパッケージが必要。 それがなかなか難しく、スタッフみんなで頭を捻りながら、いくつもの試作を経て、やっといい感じのパッケージが出来上がりました。 バベルのパッケージを作るのに、必要だったのが電動ミシンより糸調子の融通が利く足踏みミシン。 コウちゃんがまた作業してます。 いい音を奏でながら。

BABEL

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MC・DJ・プロデューサー。 東京出身。音楽を中心に生活をしている。 LIKE THIS SHOPの店長。 トリカブトのMCとして活動していた時にgaimgraphicsと出会う。 2010年にgaimgraphicsに加入。 Hip Hopを軸にし、世界中のダンスミュージックをディグるバンド、「Dig Dynamics Hip Hop doo-dah Band a.k.a. DIG DEE」のリーダー。 チップチューンユニット「Super Stars」のMC。 「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」のNO SIGHT役。 俳句集団「傍点」同人。 落語好き。 趣味は蒐集すること。 最近、DJの時はXXXSMALL、店長の時はアクツと使い分けている。

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