HIBI KOTTO-ICHI #4 / The Life with OLDTHINGS

October 28,2016 /

kottou4_main ぼく、清水将司は古いモノだったり、手仕事感溢れるモノに昔から惹かれるんですが、その理由は実は分かっている様でよく分かっていません。栃木に住まいを移し、こっちでの友人の影響もあって骨董市へちょくちょく行く様になって早4年。普通のお店ではなかなか出会えないであろう、手仕事感だったり経年変化を経た面白いモノにたくさん出会え一喜一憂してます。LIKE THIS SHOPでは古布のポケットTシャツをリリースしているけど、その生地探しはぼくが担当していたり。このコラムではぼくのロードワークとなった骨董市巡りで出会った素敵?な味わいのあるモノ達を紹介してみようと思います。今回で第四回! kottou4_1 これは以前、古布をよく買っているお店のおじちゃんがくれた藍染めの紐を、編んで作ったオブジェです。おそらく野良着だった股引(ももひき)の腰部分に使われていた紐で、ほんと大量にもらった。そのままだと使い道も無いから、三つ編みをしてみたらなかなか面白く、その編んだものをボール状にまとめたオブジェです。 ソフトボールより少し大きいくらいで結構存在感あります。素材の可能性ってきっとたくさんあると思うんですが、アレンジした時にビタっとはまった場合とても気持ちいいです。このボールはそんな物の一つです。 kottou4_2 これは豆皿じゃなくて、その下に敷いている刺子の古布の紹介です。絣(かすり)という伝統的な藍染めの古布で作られた雑巾です。昔の人はものをとても大切にしていて、布の最終的なゴールが雑巾(その先は燃やすための燃料)。この絣の生地も元は衣類だったんだと思います。こういった刺子のザックリしたステッチやところどころ穴の空いた表情など無意識のクラフト感がとても好きです。狙ってやれないこういった感覚に美しさを感じたりします。 kottou4_3 最後のこの写真は、地元にあったであろう味噌会社の手提げ袋です。こういった手提げはいろいろ出回っているんですが、配達用に作られていたみたいです。よく見るのはもっと生地が薄くて、使われているパーツもしょぼい物が多いんですが、これは生地も厚く、レザーが使われたり、鉄が使われていて、ヘビーデューティー具合が最高です。そしてなにより袋に描かれている文字がかっこいいなぁ。サイズも丁度いいんで、日曜大工道具を入れて使ってます。まだまだ現役な感じがクールだと思います。
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Masashi Shimizu

Masashi Shimizu

gaimgraphics所属のアートディレクター/グラフィックデザイナー/イラストレーター。1980年生まれ栃木県出身。CI、カタログ、パッケージ、エディトリアル、アパレルなどグラフィックを中心に幅広く活動。栃木と東京を行き来するスタイルで仕事、遊びを実践。LIKE THISでは古いモノのが宿す不均一で手仕事感のあるモノ達を紹介したり、新たなプロダクトとして再生していきたいと思っています。

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